CONCEPTコンセプト

いい家はシンプルで美しいデザインから生まれる

快適&暮らしやすい家づくり

これまでの常識や慣習を打ち破る住宅造り

それは革新的な「家づくり」から生み出されたものだ。

ここで、その住宅の真髄を知るための、フィロソフィーについて掘り下げた。

窓についての新しい考え方

「南向きの大きな窓」という誤解

窓の役割は主に3つ。

光を採り入れる・風を通す・景色を見る。

沢山の光をいれるためには、南向きの土地を選ぶのがベスト。とはいえ南向きの土地は割高で、予算も多めに見積もらなくてはならない。ようやく南向きの土地を手に入れ、南側に大きな窓を付けたのはいいが、外からの視線を気にしてついカーテンを引いてしまうことも。そうすると当然光は入らなくなる。

換気については建築基準法で24時間計画換気が義務付けられており、室内には常に新鮮な空気が回るようになっている。建築技術の進歩により窓を開けて空気を入れる必要がなくなった、ともいえる。

家の窓から景色を見たい人も多いでしょう。しかし、分譲地などでは景観の良い土地は高価で手に入りにくく、窓からの景観はさほど望めない。大きな窓があることで、逆に外から家の中を見られる心配の方が大きくなるかもしれません。

いい家は土地を選ばない

「東南の角地」が本当にベスト?

一般的に人気のあるのが「東南の角地」。

これは東からも南からもお日様が入る場所。

次に人気があるのが「南向き」、次に「東向き」、次いで「西向き」となり最後が「北向き」となる。

土地はその向きによって価格が変わる。当然だが「東南の角地」が最も高く「北向きの土地」が一番安い。ところが家づくりによっては土地の常識とは無縁でいられる。

なぜなら、天窓から光を採り入れるため、土地の向きは関係なし。つまり北向きの土地でもまったく問題ない。これは大きな長所であり家づくりの常識を変えた部分ともいえるでしょう。

土地代が安くすむ家づくり

峡小地、変形地にも建てられる

たとえば総2階住宅はコストも抑えることができ、敷地面積も抑えることができます。広い土地は必要ありません。

立地が良くても土地が狭かったり変形した土地だったり、周囲を高い建物で囲まれた土地であっても天窓を活用した総2階の建物と駐車スペースに必要な敷地面積があれば、そこに快適な住空間が生まれる。

また、そのような土地は安価であるがゆえに、その分建物に費用をかけることができます。

 

「四間真四角」総2階の家は超優秀

材料費も運搬費も無駄がない家

家づくりに使う資材や設備などの質を落さずに、費用をどう削減するか。

たどり着いた答えは徹底して「無駄を無くした家づくり」だった。それは住宅の大きな費用である材料費・工事費・人件費の大幅削減へとつながる。基本は「四間真四角」の家。

四間とは、日本の建築モジュール1間(1.82m)の4倍。1間・2間は市場に一番多く出回っている材木の寸法。2間の材木であれば、トラックにも積載可能。2間で四角を作って、四間四方の家を建てれば、建材に無駄が生じることなく、材料費・運搬費ともに最小限に抑えることができる。

建築費用を安くするには?

大量生産すること.加えて使う色や寸法もある程度規格化することがコスト削減という大きなメリットにつながります。

家づくりにおける物流の流通過程の中間マージンの見直しもそのひとつ。

これまでの家づくりにおいて、建材は建材メーカー、商社、問屋などを経てようやく工務店に届いていた。しかし建材メーカー若しくは商社からから直接工務店に届く事は中間マージンの削減となりコストダウン、スリムな流通の仕組みとなる。

四角い家は無駄な凹凸がなく、現場での作業効率がぐんとあがり、そのぶん職人さんがしっかり仕事ができる。

設計・デザイン・間取り・仕様などが最初から決っていると設計費も安くなり、間取りや仕様の打合せによる人件費も最小限ですむことがコストダウンの家づくりなのだ。